体温と免疫力アップ

体温を低下させる主な原因のひとつは食べすぎですが、人間のからだは太古の昔から飢餓状態に慣れている反面、食べすぎに対処する方法を知りません。

食べすぎることで、体内に余剰物や老廃物がたまり、血液が汚れてからだが冷え、免疫力を低下させてしまうのです。

健康と若々しさと美しきを維持するための食事の基本は、なんといっても「腹八分」で、1食抜くくらいがちょうどいいのです。

食べ方を変えれば、短期間でも体質は変わります。

からだを温めるための食事法

◎腹八分
◎和食中心
◎よくかむ
◎かたい食感のものを食べる
◎旬の食べ物を意識した食材選び
◎肉は食事全体量の1割強を目安に
◎生野菜よりも温野菜

食生活を見直せば健康できれいになります。

漢方医学には「相似の理論」というものがあります。

ふわふわのパンやケーキ、水っぽいフルーツが好きな人は色白でぽっちゃりした体型に、かたい食べ物やごぼうなどの根菜類が好きな人は引き締まった体型になるというものです。

わたしたちの健康は、口にしている食品からつくられています。

生野菜のサラダやフルーツは、とてもヘルシーに見えますが、じつはからだを冷やす性質をもっています。

からだを温める食事に変えると、基礎代謝がアップし、脂肪の燃焼がうまく進み、免疫力もぐんぐん向上し、自律神経が整って、病気になりにくいからだに変わっていきます。